うーあの世界

3才児うーあの育児記録

べーカリーレストラン サンマルク

ベーカリーレストラン サンマルクに行った。

私がサンマルクの大ファンなので、たびたびお世話になっている。

サンマルクといえば、焼き立てパン食べ放題である。

パンが大好きな私はできるだけパンをたくさん食べたいので、メイン料理はチキンとかハンバーグとか1000円台前半のシンプルなものにすることが多い。

今回もそうしようと思い

「私はハンバーグにしようかな」

と言うと

「ハンバーグはおれが食べたいから、ビーフシチューにしなよ」

と夫に言われた。

「うーあが食べられそうなのビーフシチューくらいじゃん」

とのこと。

食べたかったハンバーグを私が変更しなければいけないのは不満だった。

なぜ、いつも私がうーあに合わせて食べるものを変更しなければいけないんだろう。

たまには自分だけの希望で選んだものが食べたいという気持ちが湧いてきた。

が、ビーフシチューは2000円以上する高級品だし、こういう大義名分がないと自分では選ばないし、私はビーフシチューも好きだし、うーんまぁいいかということで、ビーフシチューを頼むことにした。

 

メイン料理が来る前からパン配りの店員さんが席に来てくれる。

だいたい2種類ずつ焼き立てパンを持ってきてくれて、好きなものを取り分けてもらえる。

最初はよもぎパンだった。うーあ用に一口サイズにちぎったものを子供用の取皿にのせるとさっそく手を伸ばして食べた。どうもおいしかったようで、次々に口に入れていた。

自分の分が食べ終わると皿をひっくり返して

「もうないよ」

という感じでアピールしている。

次にきたミルクパンと全粒粉パンもパクパク。

 

そうこうしているうちにメイン料理が来た。

うーあの分のビーフシチューを少し取り分けてから、自分の分を味見してみた。

ビーフシチューはごく控えめに言ってとてもおいしかった。

私は先ほども不満な気持ちも忘れて、おいしいビーフシチューが食べられて幸せな気持ちになっていた。

うーあにも食べさせてみる。が、うーあはあまり好きでなかったらしく、最初の一口は口に入れたが、残りは首をフルフル振って口を閉ざしていた。

でも、パンはどんどん食べていて、食べ終わると

「次のパン、まだかな」

という感じで店内を見回して、店員さんの姿を追って猛烈にアピールしていた。

一度パンをエプロンに落としたときは

「あ、大切なパンが!」

という感じですごく焦って急いで拾っていた。

 

パンが本当においしくて、うーあとシェアしつつ10種類以上食べた。

うーあは渡した分をすべて残さずきれいに食べて、大満足の様子だった。

そして、夫は一人で我々と同じ種類を食べていたのだが、途中

「フレンチトースト2個とごまスティック1個」

みたいに一人で3個食べているときも3回ほどあって、うーあが食べなかったビーフシチューも

「おれが食べていいの?」

とパクパク食べ、ものすごい量をお腹に収めていた。

 

レストランを出て、抱っこ紐に収めるとお腹がいっぱいで眠くなったのか、うーあは一瞬で眠りに落ちていった。